勇者ヨシヒコ好きなんだけど、よく考えると仏の所業が鬼畜すぎた件:授乳中にアマプラでドラマみてるぜレビュー

息子氏爆誕以降、授乳マシーン(ミルタンク)と化したわたし。

息子は授乳中もつぶらなひとみで母をみつめてきます。

なので毎回「かわいい!」「好きぃ!!」となっては、見つめ返して微笑んで話しかけて…としてますが、なにせ一日10回近く、長いときは30分(遊び飲みをするタイプ)なので、さすがにさすがに見つめ合うにもちょこちょこ限界がきたりしまして。

私はそんなとき、アマゾンプライムビデオで映画やドラマを見て過ごしてます。そんな授乳中のつんよい味方。

※個人的には映画よりドラマがオススメ。2時間とかだと途中で子供泣いちゃったりよくするし。

では、今日は、先日見て面白かった、勇者ヨシヒコについて、ゆるゆるレビューだー

(勝手に)勇者ヨシヒコはこんなひとにオススメ
 ○気軽に笑いたい人
 ○スライムを知っている人
 ○ドラクエが好きな人
 ○ムロツヨシが好きな人

目次

勇者ヨシヒコとは

概要

剣に選ばれし勇者ヨシヒコが、疫病やモンスター蔓延る世を救うために、魔王退治の冒険に…というなんともドラクエなおはなし。

特徴は→予算の少ない冒険活劇!と名乗っているとおりの最高に良い意味での文化祭感・内輪感。

出てくるモンスターはおもっくそ手作り感まんさいで、ボス戦はCGじゃなくヘタ絵のアニメ。ゆるさ爆発が本当に最高。

真面目で一直線におバカなヨシヒコとかちょこちょこでてくるメタ発言がたまらんくツボる。

基本的な流れは、個性あふれる村に到着⇒イベント発生⇒中ボスを倒して解決!を繰り返しててくんだけど、またその村もイベントも毎回そう来たか…となっていいかんじにやばい。

個人的には真面目に色ボケするヨシヒコや、転職にちょこちょこ失敗するヨシヒコとかが好きです。

なお、こちら、シーズン3まであります。
1:魔王の城 2:悪霊のカギ 3:導かれし7人

誰が出てるのか。

山田孝之、木南晴夏、ムロツヨシ、宅麻伸、佐藤二郎。とかとか。

順に、勇者ヨシヒコ、村娘ムラサキ、魔法使いメレブ、戦士ダンジョー、仏。仏以外が勇者パーティです。つか、仏ってなんだw 西遊記なのかなww

個人的にはメレブのほくろへのこだわりと愛が好き。めちゃほくろいじられてるけど、それさ、メレブのほくろじゃなくて、ムロツヨシのほくろだかんね。笑

あとは、ちょこちょこ友情出演も豪華。
毎回冒頭の小ネタで盗賊が出現するのだけど、盗賊の個性も激しく、ここだけ全部まとめたやつとかあったら見てみたいかも。

レビューと言う名の感想

このドラマには、特に感動するようなシーンはありません。
ときめきもないし、手に汗にぎらない。
背筋が凍るような思いももしないし、もちろん、お涙頂戴とかもなし。先の読めない謎ときに頭をひねることもない。
と、ナイナイいっておりますが…くせになるんです。そう。クセに。

すごくいい意味での学芸会感・内輪感をつきつめて、ものすごーーーくまじめにふざけて作った傑作がきっとたぶんこのドラマ。

数々のメタ発言にそれっていいの?みたいなパロディネタや時事ネタがかつてないぐらいに激しい。誰もが知っているあれやこれやがわんさか出てきて、「そうきたか!」と笑いを禁じえません。

あとは、メレブの覚える数々の魔法たちが必見。眉毛を太くしたり、ブラがずれたような気にさせたり、甘いものを食べたくさせたり。
その効果もさることながら、呪文の命名センスが絶妙です。詳しくは本編をぜひ。かな。

なんやかんやで中ボスをやつけ、魔王もやつけ、毎回いい感じにハッピーエンドになるのですが…わたしがどうしても気になったことを書かせてほしい。

それは…佐藤二郎演じる仏が発する「仏ビーム

なんどもなんども、ヨシヒコをリセットするんですよ。リセット。

ヨシヒコは
「魔王を倒すことよりも大切なことを見つけた」
「魔王なんてもうどうでもいい」と、
冒険の中で、自分の人生における大事なものに気がついたりするんだけどね、それを仏が強制リセットして、またもとの勇者ヨシヒコに戻すんよ。ひぇ。

まぁ、ヨシヒコが真面目に一直線で、さらに馬鹿な子でむっつりすけべだったりするので、おっぱいだのキスだの生活のためのバイトだの、そんなものにちょくちょく心を奪われてちゃうあほの子バカの子なんだけどさ……でも、これってめちゃくちゃこわくね?

人間らしく煩悩にまみれたり、諦めたり、やりたいことややりたくないことを選んだり選ばなかったりすることがが許されない、そんな選択肢を選びたくても、神通力的なパワーで強制的に記憶もなにもかもうばわれる……と。。全ては魔王退治のために。

人間は誰しもやりたいこととか夢とかなかなかわかんなくて、悩みながら生きてくもの?だよね?

あ、これだ!って思ってみて、あとからでもやっぱ違うかも、ってなったとしても、その過程を経て自分自身も納得したり、成長したりするんやと思うけど、ヨシヒコたんの場合、「はい、仏ビーム(はぁと)」で、悩んだ記憶も全リセットでなかったことに。全ては魔王のために。

何度他のことを願っても、思い悩んでも、その願いも悩みもなかったことにされるなんてさ。。ひぇぇぇぇ。

とかなんとかちょっとばかり思いながら見ると、仏の笑顔に漂うそこはかとないサイコパス感よ…まじで鬼畜すぎぃww仏のはずなのにwww二郎さぁーーーーん。

仏ビームまじこわい。


という「ひでぇwww」も含めて、ドラマ勇者ヨシヒコのめちゃいい“味”です。

ゆるゆる気軽にさくっと笑いたい時、ほんとオススメのドラマですので、ぜひ。

わがやも夫氏がちょこちょこアホの子になってケンカします。
その時の決め台詞にしようかもと思います→うっせぇ、仏ビームくらわすぞ。

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